再生するか、清算するかの判断をするにあたって、
自社の状況を見極めた上で判断を下します。
そのためには、財務面をしっかり考慮する必要があります。
当事務所では、財務面からの判断もサポートさせて頂きます。
ここでは、財務上のどの部分がポイントになるのかの解説をします。
まず、再生期間中に得られる資金と現時点での事業売却額を比較し、
どちらが大きいかを判断します。
基本的に、会社が保有する事業用資産の時価を算定し、将来企業活動で得られる
キャッシュフロー額より大きくなると予想された場合には、
清算の手続を採ることになります。
キャッシュフロー計算書とは、企業活動をキャッシュの流れとして捉えたものです。
倒産状況に陥っている会社は、金融機関などへの借入返済負担がかさみ、
資金繰りが圧迫されているケースが多くあります。
そこで、キャッシュフロー計算書を活用し、借入金返済がなければ
会社は存続できるかを分析します。
営業キャッシュフローが赤字になっている会社は、借入金を全額免除されたとしても、
将来的に同様の状況に陥ることが予想されるため、再生するのが難しいという
判断になります。
事業を継続していくという結果になった場合、事業を既存会社で継続するべきか、
他社へ譲渡して継続するかを検討します。
事業譲渡を考えた場合でも、理由は様々ですが、
事業売却額が低額になってしまうこともあります。
倒産状況に陥っている企業は、早期に専門家へのアドバイスが必要と言えます。
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